バトスピ勢のDeckSlimmerレビュー
今回はデッキ紹介ではなく商品紹介です。
初めての試みなので伝わりにくいところもあると思いますが、それでも読んでくださる方はお進みください。
DeckSlimmerとは
TOGYR(トイガー)という日本発のTCGサプライブランドから発売されたデッキケースです。
従来のデッキケースでネックであった部分を解消したデッキケースということで発売されました。
ここで改めて紹介しても長くなるので、詳しく気になる方は公式の販売ページに行ってみてください。
それではレビューしていきたいと思います。
外観
今回僕はブラックとグレーの2種類を購入しました。
ブラックはツルツルとしたで如何にも合皮という感じ、グレーは使い古した革製品(悪い意味ではないですよ)のような少しザラザラしてマットな質感です。
僕は今回のDeckSlimmerで初めて合皮系のデッキケースに触れましたが、触れ込み通りの高級感が漂う仕上がりになっていて全く知らない人が見てもカードゲームが入っているとは思わないと感じます。
内装
こちらはブラックもグレーもマットな質感になっています。
マグネットがモロ見えしないようにしっかりと隠れているので内側の見た目にも気を使っているのだと思います。
変形した後の場所にもしっかりとマグネットが仕込まれていて、変形する際のガイドが分かりやすくなっています。
両端のスペースには小物入れが2つ入っており、ここにダイスやコインなどを収納できます。
バトスピで使用するコアもかなりの数入るのですが形状的に取り出しにくいので、正直ここにコアは入れないかなあと言ったところ。
カードを収納する
肝心のカード収納はどうなのか。
僕が使っているバトスピ公式スリーブ + ザラスリM+ で試していきたいと思います。
まずは40枚(1デッキ)。
変形前、変形後もスペースがあります。ただその空きスペースのせいでカードが前後に倒れてしまうと若干取り出しにくい感じ。まあこの大容量なケースなら仕方ないといったところですが。
続いて80枚(2デッキ)。
変形前はスペースがありますが、変形後はぴったりスペースがなくなりました。
最後に120枚(3デッキ)。これが公式から発表されている2重スリーブの最大収納枚数です。
変形前は入ったものの、変形させようとすると最後まで変形できず、結果として収納できませんでした。
無理に変形させようとするとスリーブやカードが折れてしまうかもしれません。
バトスピユーザーが使うなら2デッキくらいで抑えるのがいいと思いました。
今まで使ってきたデッキケースと比べると、収納枚数が増えたのにケースの厚さが薄くなって(微々たる差ではある)、1つのケースに纏められるのは高評価です。
ですがカードを出し入れする際に、変なところで引っかかってしまいスリーブが折れそうになる時もあるのでいちいち気を使いながらデッキを出さなければならないのがちょっと面倒ではあります。
バトスピの公式コアケースはサイドの小物入れのトレイを外しても引っかかって入らないのでこれに合う缶ケースがあればそちらにしようかなと思いました。
個人的総評
学校や会社帰りにフラッと遊びにいくような時には是非重宝するデッキケースだと思いました。
しかし、取り出しに若干手間がかかるところや使い方によってはスリーブなどを曲げてしまったりするので、今日はカードショップで1日中バトスピするから何回もデッキを出したりしまったりするような日は、普通のデッキケースを使った方がDeckSlimmerやデッキ本体に負担を掛けずに済むと思います。
DeckSlimmerを何個も持ち歩くのは、コンセプトである『オシャレに持ち歩く』から外れてしまうと感じるので個人的には1,2個で十分満足できると思います。
全く不満がないことはありませんが、いい買い物だったと思いました。